想われて・・・オフィスで始まるSecret Lovestory
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美織、と呼ぶ佐倉さんの声にふりむくと、パシャッとシャッター音にカメラをかまえる彼の姿。
カメラを顔から離した彼の表情には、いたずらっ子のような稚気がのぞく。
「もうっ、いきなり撮らないでください」
とキッチンで頬をふくらませる。
「料理をしてる美織を見るのが好きなんだ。真剣なのにすごく楽しそうで。撮りたくなる」
ポーズをとったり表情を作っている写真にはあまり魅力を感じない、と彼はいう。
「撮ってもいいけど、あとで現像したら見せてくださいね」
彼の被写体になれるだけで嬉しくて誇らしくてしょうがない。どれだけ佐倉さんのことが好きなんだろう。
今夜は佐倉さんのリクエストで和食の膳だ。
カブとひき肉のあんかけという出汁をきかせたやさしい味に、白ワインが合うのは嬉しい驚きだった。
和食と白ワインは意外と相性がいいって知った日。彼と重ねる日一日がなにかの記念日になってゆくみたいだ。
美織、と呼ぶ佐倉さんの声にふりむくと、パシャッとシャッター音にカメラをかまえる彼の姿。
カメラを顔から離した彼の表情には、いたずらっ子のような稚気がのぞく。
「もうっ、いきなり撮らないでください」
とキッチンで頬をふくらませる。
「料理をしてる美織を見るのが好きなんだ。真剣なのにすごく楽しそうで。撮りたくなる」
ポーズをとったり表情を作っている写真にはあまり魅力を感じない、と彼はいう。
「撮ってもいいけど、あとで現像したら見せてくださいね」
彼の被写体になれるだけで嬉しくて誇らしくてしょうがない。どれだけ佐倉さんのことが好きなんだろう。
今夜は佐倉さんのリクエストで和食の膳だ。
カブとひき肉のあんかけという出汁をきかせたやさしい味に、白ワインが合うのは嬉しい驚きだった。
和食と白ワインは意外と相性がいいって知った日。彼と重ねる日一日がなにかの記念日になってゆくみたいだ。