想われて・・・オフィスで始まるSecret Lovestory
食後に佐倉さんは、スケッチブックを見せてくれた。ソファに並んでかけて、ぱらぱらとめくる。
デザイナー佐倉圭介のアイディアが詰まっている。彼の内的世界を覗き見るみたいで、どこか緊張感もある。
「いままで自分以外に見せたことはないんだ。雑多なスケッチと走り書きのメモだから、他のひとが見ても、何がなんやらって感じだろうけど」
「デザイナーにとっては必須アイテムなんでしょうか?」
「思考を具現化するには、デジタルよりアナログだな。紙の上に描いていくことで、アイディアがさらに広がることもある」
なるほど、とうなずきながらページをめくる。
「あ、これ先日いただいたお土産ですか?」
先日、「これ取引先にいただいたから、後でみんなに配ってくれる」と菊池さんから紙袋を渡されて。
なんの気なしに箱を開けて、「わぁ、きれい!」と思わず歓声をあげてしまった。
箱の中いっぱいに、干菓子で紅葉の景色がみごとに彩られていたから。
わたしの声に、なになにと寄ってきたチームのメンバーも口々に感嘆の言葉をもらした。
佐倉さんも感心した様子で、スマホで撮影したほどだ。
デザイナー佐倉圭介のアイディアが詰まっている。彼の内的世界を覗き見るみたいで、どこか緊張感もある。
「いままで自分以外に見せたことはないんだ。雑多なスケッチと走り書きのメモだから、他のひとが見ても、何がなんやらって感じだろうけど」
「デザイナーにとっては必須アイテムなんでしょうか?」
「思考を具現化するには、デジタルよりアナログだな。紙の上に描いていくことで、アイディアがさらに広がることもある」
なるほど、とうなずきながらページをめくる。
「あ、これ先日いただいたお土産ですか?」
先日、「これ取引先にいただいたから、後でみんなに配ってくれる」と菊池さんから紙袋を渡されて。
なんの気なしに箱を開けて、「わぁ、きれい!」と思わず歓声をあげてしまった。
箱の中いっぱいに、干菓子で紅葉の景色がみごとに彩られていたから。
わたしの声に、なになにと寄ってきたチームのメンバーも口々に感嘆の言葉をもらした。
佐倉さんも感心した様子で、スマホで撮影したほどだ。