あなどれないね、世唯くん。



「んー……動かないで」

モゾモゾと頭を動かしてくるから、反射的に身体がビクッと跳ねる。


「ひゃっ……ちょっ、動いちゃダメ……っ」


「可愛い反応するね。
なんかもっといじめたくなる」


下を向いて、千景くんに目線を合わせればイタズラな笑みを浮かべていた。


「こ、これ以上はイジワルしちゃダメ…です」


精いっぱいの抵抗として、顔を見られたくなくて、自分の手で千景くんの目元を覆った。


「これだと花町さんの顔見れない」

「ね、寝るからいいでしょ?」


「んー、もっと可愛い顔見せてほしい」

「っ、やです」


「ってか、目隠しってなかなか大胆なことしてくるね。視界覆うって、なかなかエロいことじゃない?」

「っ!?」


とんでもないワードが聞こえてきたので、とっさに覆っていた手をどかした。



「はい、俺の勝ち」

「うぅ……」


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