あなどれないね、世唯くん。



目の前に制服がはだけた世唯くんがいることで、落ち着くどころかパニックになる。


いや、ここまで脱がせたのはわたしなんだけどさ…!


けどいつまでも恥ずかしがっていたら先に進まないので、視点を目の前にいる世唯くんに合わせる。


男の子の身体なんて今まで見たこともないから、思わず目をつぶりたくなる。

世唯くんは普段見る姿は細身なのに、意外と筋肉質で男の子らしい身体というか……。


って、ジッと見てるわたしは変態か…!!


すると、何やらフッと笑い声が聞こえた。


「いと……さっきから俺の身体見すぎ」

「っ!?」


さっきまで寝てたくせに、いま顔を見てみればイジワルそうに片方の口角を上げて笑っていた。


「……糸羽のえっち」

「なななっ、ち、違うから……っ!!」


もうううう、なんでこうなるのっ!!
恥ずかしいから自分の手で顔を覆う。

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