【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
3人が帰るのを見て、
堪えていた涙を流した。



休み明けの朝__




素直になろうと向かう学校。



教室にはいつも通りの時間が流れていた。



慣れてきた学校を、自分だけのせいで休んだ。




『みな!おはよう。』


『おはよう。ありがとうね』



悠樹や誠実くん、光里はいつも通り優しい。


その日から私は、追いかけて嫌われてしまうのを恐れ、そっと見守っていた。



ひとりでボーっとしていた私に、
この3人は仲間にいれてくれる。




嫉妬なんてみっともないけど、
目に入るふたりの仲の良さは健在。



誠実くんはいつだって、光里から離れないし見つめている。

一向に気づかない光里にイラッとも来る。
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