俺様彼氏と冷静彼女……こんなので付き合っていける?
「涼は女作る気なのか?」
「ん?女?彼女ってことか?」
「うん」
「さあ、こればっかはな、俺がそういう気になったらかな(笑)なんだよ、南にヤキモチかよ、わっかりやすいな、お前………」
「だって……」
「まあ、心配するな、俺が女出来ても隼人と雄星は遊ぶから、二人を受け入れてくれる女としかつきあわねーよ(笑)」
あー、涼が格好いい〜、好きだ〜友達として……だよな
雄星はドキドキしていた
涼の家の前で二人はわかれた
ピンポーン
「はい、どうぞ」
女の人の声……
南がドアを開けて玄関に入るとパタパタとスリッパの音がした
「こんにちは」
「こんにちは、南ちゃん?かしら」
「はい」
「この間のハンバーグ美味しかったわ、味見させてくれたのよ、今度作り方教えてね」
「あっ、はい、あんなのでよければ」
「上がって、涼くんシャワーしてるから少し待ってね」
南はリビングに通された
この人が美和さんかな、17時までって言ってたもんね
涼が上半身裸でリビングに入ってきた
「南、早かったな」
「服着てよ」
南は後ろ向く
「いつものことだし、何?ドキドキする?触る?」
「触らないし!」
「(笑)おもしれぇ」
涼はリビングから出ていきドライヤーを持ってくる
「ん、頭乾かして」
「あー、別にいいけど」
涼はソファーに座る
「背中拭いていい?髪の雫が垂れてる」
「あぁ」
「この長さ髪くくれるんだね」
「まあな」