とろけるような口づけは、今宵も私の濡れた髪に落として。
次々送られてくるメッセージすべてが、楽しそうに弾んで見えた。

そういえば私たちって気持ちがすれ違っていた時は、業務連絡みたいなメッセージばかり送っていた気がする。

「楽しみです。苺系のカクテルフェアしてるパスタ屋を知ってるから、案内するね」

一矢くんて老舗割烹料理とか高級焼肉とか会員制のBARとか、いちいち一般人が行かなさそうな場所で食事してそうなイメージだから、私や美里が良く行く場所を提案してみた。

そうだ。今度、美里と旦那さんと四人で食事もいいかもしれない。

申し訳ないけど真琴くんも小学校も一緒だったのに結婚式の写真を見ても、全く思い出せなかったんだから。

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