···溺愛


それから、今まで
メイソンは、私を溺愛している。

仕事の時は、
きちんと区別をしよう
と、私が言っているので
あからさまにはしないが。

男性のクライアントとかには
かなり牽制するから
ボスも呆れている。

まぁ、ボスは長年一緒にいる
メイソンに恋人が出来て
喜んでいるが・・・・

一週間の半分は、メイソンの
アパートメントへ連れて帰られる。

半分は、絢ちゃんが心配するからと
私が極力帰るようにしている。

少し冷たく見えるメイソンが
見せる私だけへの
愛情溢れる眼差しや
行動に胸がドキドキしてとまらない。

今宵も・・・
『サオリ、愛してる
たまらないんだ。
サオリと身体が一体に
なればいいのに
そしたら、離れなくていいから。』
と、言って
メイソンの愛撫で
頭が真っ白になりつつある私の中に
入ってくる
『‥‥イヤッ‥‥メイ‥‥ソン‥‥アッ‥‥ウン‥‥‥』
『クッ‥サオ‥‥リの中‥‥きもちっ‥い‥‥』
と、何度も腰を打ち付けてくる
『ア‥‥アン‥メイソン‥‥もぅ‥だめ‥っ‥‥‥』
『‥ウッ‥‥サ‥‥オリ‥‥一緒‥‥に‥‥‥』
二人でいき、果てる。

肩で息をしながら
メイソンに抱きしめられ
沙織は、意識を持っていかれた。

あ~、気持ちいいっ
と、浮遊感を感じて目を開けると
メイソンに抱き抱えられて
湯船に浸かっていた。

メイソンは、私から日本のお風呂の
話を聞いてから
バスタブを設置した。

『目、覚めた?』
『うん。』
と、言ってメイソンの胸に身体を
預けると、メイソンは
クスクス笑いながら
私を後ろから抱き締め
私のうなじにキスをしたり
首をなめたり・・・
胸は、わなわな揉み上げ
『サオリの胸好き。
手に張り付いてくる
大きさも、ちょうど良い。』
と、言いながら
今まで快楽を味わっていた身体は
直ぐに火がつき
『ウッ‥‥‥フ‥‥‥ゥン‥‥‥』
『気持ち良い?』
と、言って
私の胸先を指で弾いたり
手のひらで揉んだりを繰り返すと
私の腰の辺りにメイソンが
自身を誇示してきて
下から突き上げられる
『キャッ‥‥ヤッ‥‥‥‥アン‥‥‥‥』
『ハッ‥‥ツウ‥‥ウ‥ン‥‥たまら‥ないっ‥‥』
何度も突き上げられて
また、果てる。

ぐったりしている私の身体を
綺麗に拭きあげてから
ベッドへ運ぶメイソン。

ベッドに横たえると
メイソンがミネラルウォーターを
持ってきてくれて
飲ましてくれた。
『ごめんね。サオリを前にすると
歯止めがきかない。』
と、シュンとしながら言うから
『大丈夫だよ。
  愛されてるのがわかるから』
と、ニコリとすると
ミネラルウォーターを口移しで
飲ませながら、だんだんとキスが
深くなり、またまたまた、メイソンに
翻弄されて、そのまま深い眠りに
落ちていく

次に目を覚ますと
カーテンの隙間から
明かりが見える
身体は気だるい他に
腰も足もメイソンにガッチリホールド
されている。
うふっ、なんだか
幸せだなぁと、思っていると
身体の感覚が戻ってきて
『えっ、うそ?』
メイソンの分身は、
私の中に入ったままだった。

もぅ、と真っ赤になりながら
そっと、抜こうと動くと
『イャ‥‥ア‥‥アン‥‥‥‥ダメッ‥‥‥』
いきなり、メイソンがぐっと
腰を入れて深く入ってきた
『おはようっ。サオリっ
途中で寝ちゃうから
入れたままっ・・・寝てあげたっ・・』
と、私をうつ伏せにして
腰を持ち上げて、後から
何度も突き上げ
私の上に倒れこむ
もちろん、体重はかからないように
してくれながら・・・
『もぅ、ばかっ・・』
と、言うと
今度は、私をメイソンの身体の上に
のせて、抱き締め
『ごめん、本当にごめん。』
と、笑いながら言うから
『どんだけ、体力あるの?』
と、言うと
『無限。』
と、さらりと言うが
本当に、私のお腹の所で
また、メイソンを感じるから
『もう、無理だよ。』
と、言うと
『じゃ、サオリは、感じてるだけで
良いよ。』
と、言って私の中入ってきて
『バ‥‥‥カッ‥‥‥アッ‥‥‥ウン‥‥‥‥』
『たまら‥‥ないっ‥‥なんど‥‥しても
    きもちっ‥‥いいっ‥‥‥』
今日が休みで良かったと
思いながら、沙織は意識を手離した。
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