···愛している


父と母を交えて五人で
食事をとって
沙織達は、沙織のマンションに
帰った。

メイソンは、
『まだ、沙織に返事をもらえて
いません。
だけど、二度と
後悔したくありませんので
しっかり頑張って
認めて貰うつもりです。
そのときは、また、頭を下げにきます。』
と、言うと
父は、
『待っているよ。』
と、言ってくれた。

明日、メイソンは
蒼空が学校に行っている間に
イタリアに帰る。

蒼空は、メソメソしていたが
メイソンに
『ママを守る約束しただろ?』
と、言われて
頷きながら、メイソンに抱きつくと
メイソンも蒼空をしっかり
抱きしめて
『ソラ、愛してるよ。』
と、言った。

その日は、蒼空のお願いで
三人でお風呂に入った。

メイソンと沙織は
数年異性の裸にお会いしていないので
恥ずかしがったが・・・
蒼空は、キャーキャーと
はじゃいでいた。

蒼空が眠り、メイソンは
ずっと蒼空の頭を撫でていた。

そんなメイソンを見て
沙織は、ソファーに行こうとしたら
『今日は、三人で寝よう。』
と、メイソンが言うので
沙織もそれに従った。

メイソンは、沙織にキスをして
『愛してる、誰よりも。』
と、囁くと
沙織は
『・・わたしも・・』
と、言って
悠とメイソンの頬にキスをした。

メイソンは、沙織の方に回り
沙織を抱き上げて
リビングに行き
沙織を横抱きにしてソファーに
座って、沙織を見つめる。

沙織は、両腕をメイソンの首に回して
メイソンの首に自分のおでこをつけた。

そんなサオリをメイソンは、
抱き締め
『サオリっ、愛してる。
サオリやソラのいない人生は
嫌なんだ。』と。
『メイソンっ、私もあなたが好きよ。
蒼空にとっても大切な父親。
だけど、入学したばかりだし
これからどうするか考えましょう。』
と、言うと
『わかった。離れているけど
忘れないで、俺はサオリを
今も、今からも愛し続ける
蒼空は、俺のかけがえのない息子だよ。』
と、言って
沙織を抱き締めて
キスをする
深くなるキスに
沙織の吐息も甘くなり
二人は、狭いソファーで抱きしめあい
久しぶりの快楽に呑まれていき
二人でシャワーを浴びながら
メイソンは、再び沙織の中に
入る・・
「‥‥ヤッ‥‥‥フ‥‥ゥン‥‥」
「‥‥‥ウッ‥‥ハァッ‥‥‥」
浅く、深く、突き上げらて
沙織の中ではてるメイソン・・・
『赤ちゃん・・・』
と、沙織が囁くと
『責任とるよ。』
と、沙織の中に自身をいれたまま
沙織を抱き締めていた。
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