俺様課長のお気に入り
ピンポーン
「はあい」
「おじゃまします。真美さん、これお土産のプリン」
「わざわざありがとう。さあ、陽菜ちゃんもケイ君も入って。さっきちょうどランチも届いたのよ。一緒に食べよう」
ケイ君の食事も用意して、早速自分達も食べ始めた。
「真美さん、つわりは大丈夫なの?」
「軽い方みたいで、夕方になるとなんとなく気分が優れない日があるぐらいかな」
「そっかあ。軽そうでよかった。翔君は協力的?」
「もちろん。ていうか、今まで以上の過保護ぶりだよ。今日だって、自分が出張で家を空けるのが心配だからって、翔から陽菜ちゃんを呼んだらって言ってくるぐらいなのよ。私も久しぶりに陽菜ちゃんに会いたかったから、ちょうどよかったんだけどね」
「誘ってくれて、ありがとう」
「どういたしまして」
そう言って、真美さんは優しく微笑んだ。
「赤ちゃん、楽しみだね」
「生まれたら、陽菜ちゃんにもケイ君にも、一番に会わせないとね!」