俺様課長のお気に入り
食事をすませると、ソファーに移って手土産に持参したプリンを食べた。
「ところで陽菜ちゃん。なんで元気がなかったの?よかったら話を聞くよ?」
「……翔君には内緒にしてくれる?」
「もちろん」
翔君も真美さんも、いつも私のことを心配してくれる。
特に、翔君は度がすぎるぐらい。
真美さんは同性だし、幼い頃から知ってる本当のお姉さんのような存在だから、自然と相談してみようと思った。
「あのね……」
要君と出会って、ケイ君共々かわいがられてるうちに、好きになってしまったこと。
要君が、他の女性と休日に出かけていたこと。
突然、同期から告白されたこと。
これまでのことを全部話した。
「私、どうしたらいいのか、わからなくなっちゃって……」
「そっかあ。陽菜ちゃんはさあ、これまで翔に必要以上に守られちゃって、男の人と付き合ったことがなかったもんね。
今だから言うけど、翔ったら陽菜ちゃんかわいさに、言い寄ろうとしてくる男の子を片っ端から蹴散らしてたのよ。気づいてないかもしれないけど、陽菜ちゃんって、モテるのよ」
「えぇ!?まさか。それに、翔君ってそんなことしてたの?」
「そうよ。それに、その呼び方も。他の男の子が聞いたら、陽菜ちゃんには彼氏がいるって思っちゃうかもしれないでしょ?だからそう呼ばせてるのよ。陽菜ちゃんに変な虫がつかないようにね」
「虫って……」
「だから、陽菜ちゃんは恋愛経験がないままきちゃって、今どうしていいのかわからなくなってるのね」
「そうなのかなあ……」
「まず確認させてね。その要君も坂田君も、ケイ君と仲良くなれたのね?」
「うん。特に要君はね、カフェで初めて見かけた時、ケイ君が突然彼の方へ駆けて行ってね、すぐに打ち解け合ってたの」
「へえ。初対面でその反応は珍しいわね。ケイ君と仲良くなった人なら、2人とも大丈夫ね。ケイ君の人を見る目は確かだもの」
それは私も同感だ。
動物的な鋭さというか、この人はちょっと……って思う人には、ケイ君は尻尾を振りにいかない。
「ところで陽菜ちゃん。なんで元気がなかったの?よかったら話を聞くよ?」
「……翔君には内緒にしてくれる?」
「もちろん」
翔君も真美さんも、いつも私のことを心配してくれる。
特に、翔君は度がすぎるぐらい。
真美さんは同性だし、幼い頃から知ってる本当のお姉さんのような存在だから、自然と相談してみようと思った。
「あのね……」
要君と出会って、ケイ君共々かわいがられてるうちに、好きになってしまったこと。
要君が、他の女性と休日に出かけていたこと。
突然、同期から告白されたこと。
これまでのことを全部話した。
「私、どうしたらいいのか、わからなくなっちゃって……」
「そっかあ。陽菜ちゃんはさあ、これまで翔に必要以上に守られちゃって、男の人と付き合ったことがなかったもんね。
今だから言うけど、翔ったら陽菜ちゃんかわいさに、言い寄ろうとしてくる男の子を片っ端から蹴散らしてたのよ。気づいてないかもしれないけど、陽菜ちゃんって、モテるのよ」
「えぇ!?まさか。それに、翔君ってそんなことしてたの?」
「そうよ。それに、その呼び方も。他の男の子が聞いたら、陽菜ちゃんには彼氏がいるって思っちゃうかもしれないでしょ?だからそう呼ばせてるのよ。陽菜ちゃんに変な虫がつかないようにね」
「虫って……」
「だから、陽菜ちゃんは恋愛経験がないままきちゃって、今どうしていいのかわからなくなってるのね」
「そうなのかなあ……」
「まず確認させてね。その要君も坂田君も、ケイ君と仲良くなれたのね?」
「うん。特に要君はね、カフェで初めて見かけた時、ケイ君が突然彼の方へ駆けて行ってね、すぐに打ち解け合ってたの」
「へえ。初対面でその反応は珍しいわね。ケイ君と仲良くなった人なら、2人とも大丈夫ね。ケイ君の人を見る目は確かだもの」
それは私も同感だ。
動物的な鋭さというか、この人はちょっと……って思う人には、ケイ君は尻尾を振りにいかない。