蜜愛婚~極上御曹司とのお見合い事情~
そんな私を知ってか知らずか、真帆が追い討ちをかけるように衝撃的な事実を落とした。
「あ、それで思い出したんだけどさ。最近、やたらにブーケ・ダンジュから電話がかかってくるんだよね。綾瀬花音って人? 超感じ悪いの。用件を訊いても言わないし、『鷹取部長に取り次いでちょうだい』ってすごく上から口調でさ」
「綾瀬花音から電話がかかってきてるの?」
「うん。ブーケ・ダンジュって乃梨子の家の商売敵でしょ?」
ブーケ・ダンジュがイベントを持ち掛けてきていることは橘部長から聞いて知っていたけれど、あの綾瀬花音が直接蓮司さんとコンタクトをとる間柄だというのはショックだ。ブーケ・ダンジュのことを含め、蓮司さんの口からは一切教えてもらっていないことも。
まだ公にできない情報であり、しかもライバル関係である白川家の私に言うわけにはいかないことは頭では理解できる。でもそういう彼の行動は昨夜のキスとあまりに温度が違いすぎて、なんだかもやもやする。
「綾瀬花音ってすごい美人なのよ。本格的に芸能界入りするんじゃないかって言われてる」
「うっそ」
隣で真帆がスマートフォンを取り出し、検索を始める。
「うわ……ほんとだ! 超絶美人じゃん! 綺麗と可愛い要素を全部集めたような顔。鷹取部長、コロッといっちゃうんじゃない? 意外とあっちから同棲を解消してくれるかもよ? よかったね乃梨子」
「…………」
真帆の反応でダメ押しを食らい、私はさらに落ち込んだ。
「あ、それで思い出したんだけどさ。最近、やたらにブーケ・ダンジュから電話がかかってくるんだよね。綾瀬花音って人? 超感じ悪いの。用件を訊いても言わないし、『鷹取部長に取り次いでちょうだい』ってすごく上から口調でさ」
「綾瀬花音から電話がかかってきてるの?」
「うん。ブーケ・ダンジュって乃梨子の家の商売敵でしょ?」
ブーケ・ダンジュがイベントを持ち掛けてきていることは橘部長から聞いて知っていたけれど、あの綾瀬花音が直接蓮司さんとコンタクトをとる間柄だというのはショックだ。ブーケ・ダンジュのことを含め、蓮司さんの口からは一切教えてもらっていないことも。
まだ公にできない情報であり、しかもライバル関係である白川家の私に言うわけにはいかないことは頭では理解できる。でもそういう彼の行動は昨夜のキスとあまりに温度が違いすぎて、なんだかもやもやする。
「綾瀬花音ってすごい美人なのよ。本格的に芸能界入りするんじゃないかって言われてる」
「うっそ」
隣で真帆がスマートフォンを取り出し、検索を始める。
「うわ……ほんとだ! 超絶美人じゃん! 綺麗と可愛い要素を全部集めたような顔。鷹取部長、コロッといっちゃうんじゃない? 意外とあっちから同棲を解消してくれるかもよ? よかったね乃梨子」
「…………」
真帆の反応でダメ押しを食らい、私はさらに落ち込んだ。