蜜愛婚~極上御曹司とのお見合い事情~
「ねえ、真帆。私ね……」
打ちのめされているせいだろうか?
私はすがるものを求めるように、自覚したばかりの恥ずかしい感情を打ち明けてしまった。
「私……好きになっちゃったみたい」
「好きってなにを?」
綾瀬花音の顔にまだ見とれている真帆が適当に訊き返してくる。はっきり言わないとわかってくれないらしい。念のため周囲を見回し、あの男がいないことを確認してから私は小声で白状した。
「た……鷹取蓮司」
すごい勢いでこちらを向いた真帆の口があんぐりと開いているのがわかる。
「予定外に、好きになっちゃったみたい。こんなはずじゃなかったのに」
「……もしかして一線越えたの? ついに」
「違うわよ! だから悩んでるんじゃない」
「あらら……まだなんだ」
真帆が私の肩を慰めるように叩く。
「まあそりゃ、あんないい男と一緒に暮らしてたら惚れちゃうよ。時間の問題だろうなとは思ってた」
打ちのめされているせいだろうか?
私はすがるものを求めるように、自覚したばかりの恥ずかしい感情を打ち明けてしまった。
「私……好きになっちゃったみたい」
「好きってなにを?」
綾瀬花音の顔にまだ見とれている真帆が適当に訊き返してくる。はっきり言わないとわかってくれないらしい。念のため周囲を見回し、あの男がいないことを確認してから私は小声で白状した。
「た……鷹取蓮司」
すごい勢いでこちらを向いた真帆の口があんぐりと開いているのがわかる。
「予定外に、好きになっちゃったみたい。こんなはずじゃなかったのに」
「……もしかして一線越えたの? ついに」
「違うわよ! だから悩んでるんじゃない」
「あらら……まだなんだ」
真帆が私の肩を慰めるように叩く。
「まあそりゃ、あんないい男と一緒に暮らしてたら惚れちゃうよ。時間の問題だろうなとは思ってた」