蜜愛婚~極上御曹司とのお見合い事情~
洗面所から戻ってきた彼はソファーで私の隣に腰かけ、ワインを片手に寛いでいる。時折、服についた屑をつまんで捨てているのは気にしないことにした。
「わあ、ミモザとパンジー! スプレーバラもあります」
中身を見た私は思わず歓声を上げた。
「今日もここで?」
「ああ」
ホテルロビーなどの巨大なアレンジメントは運搬ができないので、その場でフラワーデザイナーが生ける。物珍しそうに見物していく客も多いが、彼がそうした作業に指示を出したり見守っている姿は見たことがない。
なのになぜ私が花を生けるところを見たいのかよくわからなかったけれど、私はいそいそとクリスタルの鉢と道具を持ってきた。
華道も好きだけど、こういう洋花のアレンジメントも同じぐらい好きだ。ウキウキしながら生け始める。
最初にヘデラなどの葉物を入れ、それを花留め代わりにしてパンジーやスプレーバラを挿していく。
「わあ、ミモザとパンジー! スプレーバラもあります」
中身を見た私は思わず歓声を上げた。
「今日もここで?」
「ああ」
ホテルロビーなどの巨大なアレンジメントは運搬ができないので、その場でフラワーデザイナーが生ける。物珍しそうに見物していく客も多いが、彼がそうした作業に指示を出したり見守っている姿は見たことがない。
なのになぜ私が花を生けるところを見たいのかよくわからなかったけれど、私はいそいそとクリスタルの鉢と道具を持ってきた。
華道も好きだけど、こういう洋花のアレンジメントも同じぐらい好きだ。ウキウキしながら生け始める。
最初にヘデラなどの葉物を入れ、それを花留め代わりにしてパンジーやスプレーバラを挿していく。