先生、好きって言って。
『おーい、チアガールの皆〜。ダンス頑張れよー。』
と、先生が私たちがいる入場口まで来て励ましてくれた。
「あ、坂元先生!リレーお疲れ様です〜。」
「先生カッコよかったよ!」
「先生ちゃんとダンス見ててね!!」
『はいはい、ありがとうな。ちゃんと見とくから。』
と、ふと先生と目が合った。
バチッ
わっ、ちょっと汗だくの先生がTシャツを捲りあげてて引き締まった二の腕がとてもカッコ良い…。
と、じっと見つめていたら、
口パクで私に何か言った。
『 が ん ば れ よ 』
っ!!!
やばい。
これって私にだけかな?
嬉しい、頑張れる!
《午前の部の最後は体育祭実行委員会の女子の皆さんによるダンスです!どうぞ!》
そしてダンスを2曲、振りも間違えることなく踊りきった。