エリート俺様同期の甘すぎる暴き方~オレ、欲しいものは絶対手に入れる主義だから~
総務部に情報システム部、それに監査部の面々が揃っていたからだ。自分は場違いなような気がするが、部長に促されて用意されていた席に着いた。
緊張から胸が詰まる。小さいく息をはき、汗ばんた手を握りしめた。
「早速本題から入るけれど」
監査課長が口を開く。日菜子は顔を上げてじっと話を聞いた。
「南沢くんの、デザイン流出の件だが、君に嫌疑がかかっている」
「えっ!?」
予想もしていなかった事態に、日菜子は驚いた。どうしてそんなことになったのかと問いただしたいけれど、驚きで言葉がでない。
代わりに隣にいた部長が尋ねる。
「それはなにかの間違いじゃないですか? 松風さんは僕の目から見てそういうことをできる人間じゃありません」
隣にいる部長が必死に擁護してくれ心強かったが、監査室の課長は日菜子にするどい視線を向けていている。
「人間というモノは、魔が差すものなんだ。だからこそ、擁護の言葉を鵜呑みにできない」
日菜子は悔しくて、顔をうつむける。
「松風さんが犯人だというなら、なにか証拠があるってことですよね?」
部長の言葉に日菜子は顔を上げる。
(そうだ! どうしてわたしが疑われたが聞いてなかった)
それがわかれば潔白を証明するための、手がかりになるかもしれない。
「たしかあのデータは、すべて南沢が作業し君は製作過程で手伝ったりはしていないよね?」
「はい。そうです」
先日部長に聞かれたときと同じように答える。
日菜子がはできあがったものは見せてもらったが、実際にそのデータを扱ったことは無い。
緊張から胸が詰まる。小さいく息をはき、汗ばんた手を握りしめた。
「早速本題から入るけれど」
監査課長が口を開く。日菜子は顔を上げてじっと話を聞いた。
「南沢くんの、デザイン流出の件だが、君に嫌疑がかかっている」
「えっ!?」
予想もしていなかった事態に、日菜子は驚いた。どうしてそんなことになったのかと問いただしたいけれど、驚きで言葉がでない。
代わりに隣にいた部長が尋ねる。
「それはなにかの間違いじゃないですか? 松風さんは僕の目から見てそういうことをできる人間じゃありません」
隣にいる部長が必死に擁護してくれ心強かったが、監査室の課長は日菜子にするどい視線を向けていている。
「人間というモノは、魔が差すものなんだ。だからこそ、擁護の言葉を鵜呑みにできない」
日菜子は悔しくて、顔をうつむける。
「松風さんが犯人だというなら、なにか証拠があるってことですよね?」
部長の言葉に日菜子は顔を上げる。
(そうだ! どうしてわたしが疑われたが聞いてなかった)
それがわかれば潔白を証明するための、手がかりになるかもしれない。
「たしかあのデータは、すべて南沢が作業し君は製作過程で手伝ったりはしていないよね?」
「はい。そうです」
先日部長に聞かれたときと同じように答える。
日菜子がはできあがったものは見せてもらったが、実際にそのデータを扱ったことは無い。