しあわせ食堂の異世界ご飯4
いそいそと列の最後に並んで、ラグウは満足げに微笑む。早く販売が始まらないかなと、楽しみで仕方がない。
一度エマが店内へ戻り、再び戻ってきたのだが……客を絶望の底に叩き落とした。
「販売個数は、八十個だよ! 購入制限は、ひとり一個! 八十人目以降に並んでる人は、申し訳ないけど今回はあきらめておくれよ」
「な、なんじゃと!?」
まさか、人数制限があって、それが八十人という少ない数だとは……。間違いなく、並んでいる人全員が食べることはできない。
ラグウは自分の前にいったい何人並んでいるのか、目測してみる。十、二十、三十……おそらく、だいたい八十人くらいではないかと思う。
「ひとり一個しか買えないとはいえ、ぎりぎりかもしれんの」
そわそわしながら、エマがやってくるのを待つ。エマが数える人数が七十人を超えるが、まだラグウの下には辿り着いていない。
「後生じゃ、どうか……っ!」
天に祈るような気持ちで手を組み、ラグウは自分の番がくるのを待つ。どうかどうか、しあわせ食堂の新メニューを食べさせてください!……と。
「おや、ラグウじいちゃんじゃないかい。あんたで八十人目、最後だよ」
一度エマが店内へ戻り、再び戻ってきたのだが……客を絶望の底に叩き落とした。
「販売個数は、八十個だよ! 購入制限は、ひとり一個! 八十人目以降に並んでる人は、申し訳ないけど今回はあきらめておくれよ」
「な、なんじゃと!?」
まさか、人数制限があって、それが八十人という少ない数だとは……。間違いなく、並んでいる人全員が食べることはできない。
ラグウは自分の前にいったい何人並んでいるのか、目測してみる。十、二十、三十……おそらく、だいたい八十人くらいではないかと思う。
「ひとり一個しか買えないとはいえ、ぎりぎりかもしれんの」
そわそわしながら、エマがやってくるのを待つ。エマが数える人数が七十人を超えるが、まだラグウの下には辿り着いていない。
「後生じゃ、どうか……っ!」
天に祈るような気持ちで手を組み、ラグウは自分の番がくるのを待つ。どうかどうか、しあわせ食堂の新メニューを食べさせてください!……と。
「おや、ラグウじいちゃんじゃないかい。あんたで八十人目、最後だよ」