しあわせ食堂の異世界ご飯4
「本当か!? よかった、わしも新メニューを食べられるんじゃな!」
祈りが神に届いたんじゃ!と、ラグウは杖を振り回してはしゃぐ。
「ちょ、危ないじゃないかい! まあ、嬉しいのはわかるけどね。とっても美味しいから、期待しといてくれよ」
「ああ、当然じゃ!」
エマはラグウの様子に笑いながら、それ以降に並んでいる人に完売のお知らせをして列を散らさせた。
「それじゃあ、しあわせ食堂のコロッケの販売を開始するよ。値段はひとつ一五〇レグだから、間違えないようにね」
「わっ! なあに、この食べ物!!」
「コロッケ、だっけ? すごくサクサクしてるのに、中はホクホクじゃない。いったいどうやってこんなの作ってるのかしら」
さっぱり調理方法がわからないと、先に買った主婦たちが食べながら騒いでいる。
それを羨ましそうに見ているのは、まだ列に並んでコロッケを手に入れていない人々だ。ラグウももちろんそのひとりで、今か今かと順番がくるのを待っている。
しかしふと、コロッケを包んである紙に目がいった。
「……もしや、あの紙はわしが売ったものではないか?」
祈りが神に届いたんじゃ!と、ラグウは杖を振り回してはしゃぐ。
「ちょ、危ないじゃないかい! まあ、嬉しいのはわかるけどね。とっても美味しいから、期待しといてくれよ」
「ああ、当然じゃ!」
エマはラグウの様子に笑いながら、それ以降に並んでいる人に完売のお知らせをして列を散らさせた。
「それじゃあ、しあわせ食堂のコロッケの販売を開始するよ。値段はひとつ一五〇レグだから、間違えないようにね」
「わっ! なあに、この食べ物!!」
「コロッケ、だっけ? すごくサクサクしてるのに、中はホクホクじゃない。いったいどうやってこんなの作ってるのかしら」
さっぱり調理方法がわからないと、先に買った主婦たちが食べながら騒いでいる。
それを羨ましそうに見ているのは、まだ列に並んでコロッケを手に入れていない人々だ。ラグウももちろんそのひとりで、今か今かと順番がくるのを待っている。
しかしふと、コロッケを包んである紙に目がいった。
「……もしや、あの紙はわしが売ったものではないか?」