しあわせ食堂の異世界ご飯4
そういえば出身地の話をしたことはなかったなと、アリアは思う。とはいえ、リントとローレンツは聞くまでもなくこの国の出身だろう。
(だって、この国の皇帝と、その側近だもん)
もし他国出身だと言われたら、驚いてしまう。
(あ、でも今はリベルト陛下じゃなくてリントだから、設定した出身地があったりするかも?)
「俺はジェーロだ」
「私はここからずっと南の方に行った、小さな国です」
ああ、思った通りリントには出身地の設定があったようだ。ここからずっと南ということは、エストレーラに近いかも――そう思い、はたと気づく。
「え、ローレンツさん?」
てっきりリントの出身地が南の小さな国だと思ったら、そう言ったのはローレンツだった。まったく予想していなかったアリアは、目を瞬かせる。
どうやらほか面子も同じ考えだったようだ。
「てっきりジェーロ出身だと思った」
カミルがそう言うと、ローレンツは微笑んでみせる。
「ジェーロには、いろいろな国出身の者がいますからね。そんなに珍しくありませんよ?」
「それもそうか」
(だって、この国の皇帝と、その側近だもん)
もし他国出身だと言われたら、驚いてしまう。
(あ、でも今はリベルト陛下じゃなくてリントだから、設定した出身地があったりするかも?)
「俺はジェーロだ」
「私はここからずっと南の方に行った、小さな国です」
ああ、思った通りリントには出身地の設定があったようだ。ここからずっと南ということは、エストレーラに近いかも――そう思い、はたと気づく。
「え、ローレンツさん?」
てっきりリントの出身地が南の小さな国だと思ったら、そう言ったのはローレンツだった。まったく予想していなかったアリアは、目を瞬かせる。
どうやらほか面子も同じ考えだったようだ。
「てっきりジェーロ出身だと思った」
カミルがそう言うと、ローレンツは微笑んでみせる。
「ジェーロには、いろいろな国出身の者がいますからね。そんなに珍しくありませんよ?」
「それもそうか」