執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~

「んん……っ」

 会社でしたときよりも、もっと情熱的で強引なキス。
 柔らかな唇がこすれあい、体温が溶けあう。
 唇をはまれ、背筋がぞくぞくと甘くうずいた。

 私の頬を包んだ雅文の手が、優しく耳元をなで後頭部を支える。上を向かされ、自然とつまさき立ちになった。

 立っていられなくて雅文の胸にしがみつくと、キスをしながら雅文が喉の奥で小さく笑った。その色気に、体が熱くなる。

 雅文の右手が動き、私の胸の膨らみに触れた。
 心臓がものすごい勢いで跳びはねているのが、きっと洋服越し伝わっている。

 このまま抱かれてしまうのかな。
 恥ずかしいし少し怖いけれど、どうしようもなく嬉しいと感じる自分もいる。

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