執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~
「そっか。いきなり家に連れて来たけど、泊まるなら着替えとか化粧品とか用意したいよな。悪い、ぜんぜん気が回らなかった」
引くどころか謝られ、私は慌てて首を横に振る。
「ううん。私こそ途中で言えばよかったのに、浮かれててつい家まで来ちゃったから」
そう言うと、雅文は「浮かれてたんだ」とかみしめるようにつぶやいた。そして長く息を吐き出してからこちらを見る。
「下着は、かわいくないとか地味だとか、気にしないで大丈夫。正直俺もかなり浮かれてて、広瀬がどんな下着をつけてるかまで気にする余裕ない」
「そ、そっか」
雅文の言葉に、私は顔を真っ赤にしながらコクコクとぎこちなくうなずいた。
「これからコンビニ行って、泊まるのに必要なものを買ってくるか」
「あ。私ひとりで行けるよ」
できれば替えの下着も買いたいから、ひとりで行った方が恥ずかしくない。そう思いながら私が言うと、雅文は「俺も一緒に行く」と首を横に振る。
「さっきここに来るときにコンビニの場所はわかってるから大丈夫だよ?」
「でも、俺も買いたいものあるし」
「買いたいものってなに?」
深く考えずにたずねると「コンドーム」と返され、一気に頭に血が上った。