執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~
自分の中に雅文が入っているのがはっきりとわかる。
触れた場所から雅文の体温や鼓動が伝わってくる。
ベッドの上で抱き合うことが、こんなにも愛する人を近く感じられる行為だなんて知らなかった。
「広瀬の中、すごい。……やばいくらい気持ちいい」
私の最奥まで体を沈め、感動したようにそうもらす。
その色っぽいつぶやきに、体の奥がきゅんとした。
感情と体がリンクするように、痛みが甘い快感に変わっていく。
「私も、気持ちいい……」
小さな声でつぶやくと、雅文は私のおでこにはりついた髪を優しく指でかきあげながらこちらを見た。
「本当に?」
そう問いかけられ「うん」と照れながらうなずくと、雅文はうれしそうな笑みを浮かべる。
こちらを見下ろす優しい視線。綺麗な唇からもれる乱れた吐息。私の体をなぞる指先。密着した熱い下肢。雅文の全てから私への愛情が伝わってきて、うれしくて泣きそうになる。