執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~
「まったく反省してないし。あ、もしかして金曜の夜に飲み歩いているなんて、また女の子と遊んでたんじゃ……」
「ちがうちがう!」
私が疑いの目を向けると、瞬くんは慌てたように首を横に振った。
「別に飲んでたわけじゃないですよ!」
「じゃあなにしてたの?」
「それは内緒」
「もしかして浮気?」
「違いますってば。もう朋美ちゃんを裏切ったりしないんで、信じてください」
まっすぐにこちらを見つめる瞬くんの真剣な表情に、私は渋々うなずく。
「次また朋美を泣かしたりしたら、本当に怒るからね」
そうくぎをさすと、瞬くんは「わかってます」と笑った。
「じゃあ俺そろそろ行きますけど、まどかさんひとりで帰れますか?」
「そんな心配をされるほど飲んでないから大丈夫だよ」
歓迎会ではあまり飲み食いする気になれなくて、ウーロンハイを半分しか飲んでいない。ほとんど素面だ。