執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~

「ええと。クリーニングに出していた洋服を取りにいかないと」
「じゃあ、それを取りに行ったあとでどう?」
「そ、そのあとは、宅配便が届く予定だから」
「まどかのマンション、宅配ボックスなかったっけ?」
「ぐっ」

 渾身の言い訳もサクッと論破され唇をかんだ。

 ど、どうしよう。もうほかに言い訳が浮かばない。

 私の顔を見た雅文は、「ぷはっ」と噴き出すように笑いだす。

「まどか、焦ってるのがめちゃくちゃ顔に出てる」

 あああああ。もう、完全に私の動揺がバレバレだ。

「そんな必死になって言い訳を探すほど、俺と食事するのがイヤなんだ?」

 肩を揺らして笑った雅文が、デスクに頬杖をついてこちらを見た。
 さっきまでの笑顔を消し真剣な表情で見つめられ、勝手に鼓動が早くなる。

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