執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~
「まどかと話したアイデアを盛り込んで、新しく作りなおしたんだ」
「すごく素敵! こんなお店ができたらたくさんのお客様に喜んでもらえると思う!」
私が感激していると、雅文や柔らかく微笑んだ。
「まどかのおかげだよ。ありがとう」
そう言われ、胸がいっぱいになる。
「私はなにもしてないよ。ただ、好きなお店の理想を勝手に語っただけだし」
照れくさくてうつむいた私を雅文は小さく笑う。
そして車が赤信号で止まると、ハンドルを握っていた雅文の左手が私の右手に触れた。
「まどか。今日はこのまま俺に部屋に連れて帰ってもいい?」
確かめるようにささやかれ、心臓が飛び跳ねる。
私の頬が赤くなっていくのを、雅文はじっと見つめていた。
「あ、あのね……。今更こんなことを言うのは虫がよすぎるって自分でもわかってるんだけど」
私が意を決して話し出すと、雅文は静かにうなずく。
「三年前、私から雅文に別れを切り出したけど、本当はずっと好きだった。雅文がアメリカに行っている間もずっと忘れられなかった」
そう言うと、雅文は驚いたように目を見開いた。