執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~
真っ赤になった私を見て、雅文は柔らかく笑う。その魅力的なイケメンスマイルに、心臓を撃ち抜かれたかと思った。
「はいはいはい。仲良きことは美しいけど、そろそろ休憩終わりだぞー」
そう言ってフロアに入って来た先輩に驚いた私は「ひゃっ!」と声をあげて跳び上がる。
すると雅文が耳元で「広瀬、驚きすぎ」と笑った。そして私の頭をぽんとなでてから自分のデスクに戻っていく。
通り過ぎるときに流し目を向けられ、少し意地悪ででも優しさと甘さをふくんだその表情に、私の心臓は壊れそうなくらいドキドキしていた。