妖狐の瞳に恋をした
「・・ただいま」

暗い家にいつものように声を掛ける。

「おいで・・ここは、私の家よ。私ひとりだから安心してね」

「ク~ン」

リビングにクッションとタオルを持ってきて狐の場所を作る

「何か食べようか‥狐って何を食べるの?」

スマホで調べると雑食らしい・・

しょうがないので皿に牛乳、もう一つの皿にご飯と味噌汁をかけ

“ねこまんま”にしてみた。

「どうかな?食べれる?」

「キャン」

狐は返事と共にお腹が空いていたのかガツガツ食べていく

「お腹が空いていたのね」
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