二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】
切なくて、東山さんへの気持ちを、色々思い出して涙がこぼれた。
「どうしても、島田なの?」
「…はい」
「…愛海とアイツは合わない。やめたほうがいい。それにアイツ…」
急に無言になった東山さん。
「アイツ、なんですか?」
「‥‥いや。何でもない。」
なんだろう。何を言おうとしたんだろう。急激に不安になるが、東山さんはもう何も言わない。
「わかったよ。でも、何かあったら俺を頼って。いい?」
「はい。ありがとうございます」
「ん。じゃあ、また会社でね」
「はい」