欲しがりな幼なじみ
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「へぇ!由良くんもついに行動に出たか……」
「何それ。どういうこと?」
次の日、学校でこの前由良くんの部屋であったことを志保に話すと、
彼女は面白そうに顔をニヤニヤとさせた。
何でそんなに楽しそうなの。
わたしは、結局現代文の課題を1人でやるはめになったし、
由良くんがあんなことをしてくるから全然集中出来なかったし、
……由良くんと、まともに話せなくなってしまった。
「わたしは、嫌なことばっかりだよ」
「由良くんとまともに話せないんだって?それはどうして?」
「そんなの、由良くんがわたしにあんなことしてきたからに決まってるじゃん」
「なるほど?」
「恥ずかしいんだよ。普通に」