【完】俺様彼氏は、甘く噛みつく。
連れてこられたのは保健室や資料室がある1階のもっと奥。
――シャワー室。
こんなところがあったんだ。
入ってみると、四畳ほどのフローリングの先に四つのシャワー室があった。
清潔感のある白い扉が四つ解放されている。
シャワー室の手前には一部屋ずつピンクのカーテンが取り付けられていて、その中で着替えができるようになっているみたい。
あの、でも……。
「ここって……女子用?」
「野球部のだから、マネージャーが綺麗にしてくれてるらしいよ」
「……だ、男子用のとこに入っちゃだめでしょ!」
「だって女子用のシャワー室がないんだから仕方なくね?大丈夫。ほら、ここ。シャワー室に鍵ついてるし。俺はあっちの床で待ってるし」
……そういうことじゃなくて。
でも……甘えてしまおうかな。
さっきから墨汁臭いしべたべたして気持ち悪かったから。
――シャワー室。
こんなところがあったんだ。
入ってみると、四畳ほどのフローリングの先に四つのシャワー室があった。
清潔感のある白い扉が四つ解放されている。
シャワー室の手前には一部屋ずつピンクのカーテンが取り付けられていて、その中で着替えができるようになっているみたい。
あの、でも……。
「ここって……女子用?」
「野球部のだから、マネージャーが綺麗にしてくれてるらしいよ」
「……だ、男子用のとこに入っちゃだめでしょ!」
「だって女子用のシャワー室がないんだから仕方なくね?大丈夫。ほら、ここ。シャワー室に鍵ついてるし。俺はあっちの床で待ってるし」
……そういうことじゃなくて。
でも……甘えてしまおうかな。
さっきから墨汁臭いしべたべたして気持ち悪かったから。