【完】俺様彼氏は、甘く噛みつく。
そのあとも見たり引っ込んだりを繰り返して、授業が終わるころには、あたしの心は駆くんでいっぱいになるくらいになっていて……。
でもそれは、あたしだけじゃなくて、ほかの女子も一緒みたい。
女子たちが、駆くんを囲んでいる。
「駆くーん!かっこよかったぁ!!」
「駆くんとバスケなんて組み合わせ、ずるすぎぃ!」
「ねぇもう一回シュートしてみせてぇー!!」
それにたいして駆くんっていうひとは……。
「えーみんなすげー褒めてくれんじゃん。ありがとー」
なんて、あんなに愛嬌ある眩しい笑顔を振りまくんだもん。
……そんな顔。ほかのひとに向けないで。
しゅんとしちゃう。
でもそれは、あたしだけじゃなくて、ほかの女子も一緒みたい。
女子たちが、駆くんを囲んでいる。
「駆くーん!かっこよかったぁ!!」
「駆くんとバスケなんて組み合わせ、ずるすぎぃ!」
「ねぇもう一回シュートしてみせてぇー!!」
それにたいして駆くんっていうひとは……。
「えーみんなすげー褒めてくれんじゃん。ありがとー」
なんて、あんなに愛嬌ある眩しい笑顔を振りまくんだもん。
……そんな顔。ほかのひとに向けないで。
しゅんとしちゃう。