完璧人間サマは私に夢中。

「兎羽、ごめんね。

 あの人頭おかしくて…。」



「とりあえず、離れてくれません?」


「え?嫌。」


「嫌!?」


てっきりすぐに離れてくれると思ってたから、ついオウム返ししてしまう。



「もう周りにバレちゃったし、

 我慢しなくていいでしょ?」


「そういう問題じゃなくて!」



「あ、そうだ。

 明日一緒に文化祭まわろ?」


「離れてくださいって!!」



「兎羽と2人で文化祭デート。

 うん、いいね。」




「話を聞いて!?離れて!?」


たがが外れてしまったレオ先パイは制御不能で、私が思いっきりひっぱたくまでレトリバーが飼い主にわふわふするみたく甘えてきたのだった。






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