【極上旦那様シリーズ】きみのすべてを奪うから~クールなCEOと夫婦遊戯~
そこには先ほど撮られたと思われる私の下着姿がハッキリと写真に残っていて、私は一瞬フリーズしてしまう。
この写真をいろんな人に見せるって……どういうこと?
「あと、これとかも」
画面上で指を滑らせた彼が次に見せてきたのは、また別の写真。勝又さんの顔こそ写っていないものの、派手なタトゥーのある男性に腕枕されて眠りこける私の写真だった。
これだけ見たら、まるで隣の男性との情事の後だろうと勘違いしてしまうような……。そこまで思い至った私は、サッと青ざめた。
「この写真、誰に見せようと思っているんですか……?」
勝又さんは、怯えたような私の表情を満足げに見つめて答える。
「うーん、そうだな。ご両親も面白いかなと思たんだけど、やっぱり、きみの婚約者サマかな。政略結婚とはいえ確実に修羅場が訪れるよね。愛があるなら激怒するかスッと冷めるだろうし、愛がない場合はきみの不道徳な行動が彼の弱点になってしまう。育ちのいいお嬢様だとばかり思っていた婚約者が刺青のある男と浮気してる画像なんて、彼の立場的にやばいよね」