その少女は夢を見る


『で、神様?に聞きたいことが。』



神羅「?を取って?を。」



『僕死んだんですよね。』



神羅「おーっとまさかの気にせず無視(泣)」



何だろうこの人うざ…



神羅「答えるからそんな目で見ないでよ!?」



『手早くお願いします。』



神羅「おかしいな…目からよだれが…」



『そこは水とでも言ってくださいよ気持ち悪い。』



神羅「ハッキリしすぎて悲しいよ!?」



勝手に悲しんでいて欲しい。



神羅「(泣)…まあその…君は確かに死にました。」



『なるほど、それで今からあの世行きと。』



神羅「違うな!?」



死んだらあの世行きが普通なはず。



神羅「俺ね、この世に何億人といる人の中から…やっと君のことを見つけたんだ。」



『自称神様からの求愛は求めていないのですが…。』



神羅「違うから!!」



何か少し可哀想に見えてきたため、少し話を聞いてあげることにする。



神羅「…一言で言えば…君には、過去にタイムスリップしてもらう。」



『へー。』



神羅「聞いてよ!?」



まあなんか進まなさそうだから聞いてあげる。



神羅「ちょっと今から150年くらい前の話なんだけど。そこに俺の敵…って言うのかな?うん多分敵…がね、潜り込んじゃったみたいで。それで、歴史をいけない方向に変えようとしててさ…。」



『歴史守れ系?無理。』



神羅「即答!?」



『僕ゲーム好きだから、ゲームみたいに少しずつ歴史変えてくとかは良いけど守れとかは嫌なんですよね。基本自由奔放なんで。』



神羅「だと思ってた!!」



分かってくれてたんだ、そこだけは感謝してやらないこともない。



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