何度だって、君を好きだと言うよ
「星愛?」
「あ、一ノ宮くん……」
「部活帰り?」
「うん……」
「いえどこ?」
「桜沢」
「近くじゃん」
「星愛、送るから車に……」
「いい、もう…放っておいて」
「春樹くんが好きなのは美桜でしょ?
もうこれ以上構わないで」
「一ノ宮、家まで送ってやって」
「はい…」
「…………」
「星愛」
「………」
「そんなに早く歩いたら、襲われても知らないぞ」
「うるさい、一ノ宮くんは何も知らないからそんなこと言えるんだよ」
今日は最悪だ。
一ノ宮くんは何も悪くないのに……
「なんかあった?
家で?お前いつもとちげーし」
「友達になってくれる?」
「り、りょ、涼太くんはさ、兄妹いる?」
「プッ。緊張しすぎき
お前姉ちゃんいんじゃん」
「だって男の人と話したことなんかないし
知ってるんだ…」
「嫌でも耳に入るって、だけど俺はお前のほうが可愛いと思うけどな
ただ意地張ってるだけだろ?」
「う、うるさい」
ドキドキがとまらない、不覚にもこいつにときめいてしまった。
「私は、親に愛されたことなんて一度も無い
幼い頃から良く差別された
美桜のほうが美人で頭もいいのにどうして私は出来損ないなんだって言われてて
お兄ちゃんと凛子さんは励ましてくれるんだけどもう心が折れそうになるなんのために生きてんだろう?って」
「そっか」
「だったらさ、お前家族に愛されないんなら誰かを好きになればいいんじゃねーの?
そしたらすこしはちがうんじゃねーのかな?
あと、桜井先生のことはだまっててやるよ」
気づいたら、もう家についてて
「ありがとう」
「じゃ、月曜日な?」
「うん……」
「あ、一ノ宮くん……」
「部活帰り?」
「うん……」
「いえどこ?」
「桜沢」
「近くじゃん」
「星愛、送るから車に……」
「いい、もう…放っておいて」
「春樹くんが好きなのは美桜でしょ?
もうこれ以上構わないで」
「一ノ宮、家まで送ってやって」
「はい…」
「…………」
「星愛」
「………」
「そんなに早く歩いたら、襲われても知らないぞ」
「うるさい、一ノ宮くんは何も知らないからそんなこと言えるんだよ」
今日は最悪だ。
一ノ宮くんは何も悪くないのに……
「なんかあった?
家で?お前いつもとちげーし」
「友達になってくれる?」
「り、りょ、涼太くんはさ、兄妹いる?」
「プッ。緊張しすぎき
お前姉ちゃんいんじゃん」
「だって男の人と話したことなんかないし
知ってるんだ…」
「嫌でも耳に入るって、だけど俺はお前のほうが可愛いと思うけどな
ただ意地張ってるだけだろ?」
「う、うるさい」
ドキドキがとまらない、不覚にもこいつにときめいてしまった。
「私は、親に愛されたことなんて一度も無い
幼い頃から良く差別された
美桜のほうが美人で頭もいいのにどうして私は出来損ないなんだって言われてて
お兄ちゃんと凛子さんは励ましてくれるんだけどもう心が折れそうになるなんのために生きてんだろう?って」
「そっか」
「だったらさ、お前家族に愛されないんなら誰かを好きになればいいんじゃねーの?
そしたらすこしはちがうんじゃねーのかな?
あと、桜井先生のことはだまっててやるよ」
気づいたら、もう家についてて
「ありがとう」
「じゃ、月曜日な?」
「うん……」