ホストな彼に溺れて…



んーーーー。店には行きたくねぇ。



スーツにビッシリ決まったTHEホスト



なんか嫌や。しかも金いくら取られるねん。



私の中のホストはそんなイメージ。



だけど、私は彼しか今頼れる人はおらん、
他の人には手当たり次第あたった。



「けどお金ないし、そんな大金使って店行けへん。」



「大丈夫。安くしとるから。それは俺がちゃんとするけん!」




もぉ余裕もない。一か八か行くしかない。
そう思って店へ行くと返事した。



彼は店の近くまで迎えに来てくれた。


普通のTシャツにデニム。

初めてあった時となんの変わりのない格好。


「それで出勤するの?」


「そやと!俺の店は私服やし、

店によるけどほぼおらんとよ!」



初耳wwww





ドキドキ緊張。

店へ入ると


「いらっしゃいませぇー。お客様ご来店です」
と案内の方がマイク言った。




それを合図に全ホストが
いらっしゃいませぇー」と。

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