私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
びっしりと白紙だったであろう
紙に書き込まれた英文。
分かる限り単語を拾うに
スミスの欠点が1枚の紙全て書かれている。
.....たった2時間でこんなに。
2枚目、3枚目にも、
白紙の紙が黒く染まるほど書かれている。
「す、凄いな」
「そうですか?
久々見るのであまり的を得たところが
分かってないんですよ。」
「あぁ、確かに、
スミスはパワー型なのに
スピード系の事が書いてあるな。」
「あ、それはレオが書けって言うからで」
「そうなのかい?」
「えぇ、オールラウンダーを目指すらしいので」
「へぇ、」
「しかも、レオはパワー型といっても、
アイルランドのような戦法の
正面突破には負けますから。」
千夏ちゃんは
ほんとに隅々まで見ている。
千夏ちゃんの凄さに言葉が詰まる。
『千夏。』
『レオ』
『昼休みだ。
飯にしよう。』
『うん。』
「では監督。失礼します。」
「あ、あぁ。」
バインダーを返して背中を見送る。
私はとんでもない子を、
見逃していたのかもしれない。
紙に書き込まれた英文。
分かる限り単語を拾うに
スミスの欠点が1枚の紙全て書かれている。
.....たった2時間でこんなに。
2枚目、3枚目にも、
白紙の紙が黒く染まるほど書かれている。
「す、凄いな」
「そうですか?
久々見るのであまり的を得たところが
分かってないんですよ。」
「あぁ、確かに、
スミスはパワー型なのに
スピード系の事が書いてあるな。」
「あ、それはレオが書けって言うからで」
「そうなのかい?」
「えぇ、オールラウンダーを目指すらしいので」
「へぇ、」
「しかも、レオはパワー型といっても、
アイルランドのような戦法の
正面突破には負けますから。」
千夏ちゃんは
ほんとに隅々まで見ている。
千夏ちゃんの凄さに言葉が詰まる。
『千夏。』
『レオ』
『昼休みだ。
飯にしよう。』
『うん。』
「では監督。失礼します。」
「あ、あぁ。」
バインダーを返して背中を見送る。
私はとんでもない子を、
見逃していたのかもしれない。