月夜に笑った悪魔
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向かっている途中、聞こえてくるのはバイクのエンジン音。
その音は1台ではなく……複数。
音からわかるがかなりの数いて、まるで暴走かと思うほど。
さっきから聞こえてくると思っていたけど、その音は近づいてきている、ような。
……なにか、嫌な予感がした。
暁も同じことを思ったのか、舌打ちをすると来た道を戻っていく。
バイクのスピードを出して細い道に入ると、そこでバイクをおろされて。
バイクは路地裏に停め、暁に手を引かれて走った。
いったいなにが起きているのか。
私たちは追われているのか。
……月城組、なのか。