幼馴染でストーカーな彼と結婚したら。

 健一郎はまじめな顔になると、
「ただ一つだけ、お願いがあります。こればかりは三波さんに受け入れてもらわないと……」
と窺うように言い出した。

(健一郎が私に頼みってなんだろう。なんだか、その先は聞きたくない気もするけど……)

「聞きたくないけど、一応、聞くだけ聞くわ」
 私はつぶやく。すると健一郎は、

「産婦人科の検診の医師は、僕ではいけませんか」
と言い出したのだ。

―――いよいよ頭がおかしくなったのだろうか。

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