大人の女に手を出さないで下さい
蒼士の悪戯に付き合わされたおかげで翻弄された上に朝食を食べ損なうところだった梨香子はご立腹で以来蒼士に素っ気ない。
「梨香子さん、まだ怒ってる?朝は悪かったよ。時間が許せば最後までしたかったんだけど…」
キッと睨んでくる梨香子に蒼士も口を噤んだ。
こりゃ参った。と苦笑いで頭を掻く。
ずっとご機嫌斜めだったら愛し合うどころじゃない。
朝はほんとに度が過ぎてしまった。
勿論蒼士も悪戯したかったわけじゃない。本気で梨香子が欲しかった。
これが決められた予定の無い二人だけの旅行なら心置きなく朝から抱いていた。
でも、梨香子が心待ちにしていた買い付けが待っているのだからとアラームをセットし梨香子が起きるまで飽きることなく寝顔を見ていたのだが…。
目覚めた梨香子のあどけなさに蒼士の心臓はドキリと跳ね、けだるげな視線が絡んだ瞬間体が燃えた。梨香子の甘い吐息に理性のタガが外れてしまった。
それと誤算だったのは男と違って女性は朝の支度に時間がかかることを失念していたこと。
30分もあればいいだろうとアラームをセットしたが梨香子に遅すぎる!と怒られてしまった。
つんつんする梨香子の後を親鳥を追うヒヨコのようについて行く蒼士は滑稽だろうが人目を気にしてる場合じゃない。
機嫌を直してもらわないとせっかくの旅行が台無しになってしまう。
何も無く帰国したらトミちゃんにどやされるのは間違いないだろう。
何もトミちゃんの為にしていることではないんだが…、二人を心配してくれてるのはわかっているからと思い浮かべたトミちゃんの顔を無理やり消した。
「梨香子さん、まだ怒ってる?朝は悪かったよ。時間が許せば最後までしたかったんだけど…」
キッと睨んでくる梨香子に蒼士も口を噤んだ。
こりゃ参った。と苦笑いで頭を掻く。
ずっとご機嫌斜めだったら愛し合うどころじゃない。
朝はほんとに度が過ぎてしまった。
勿論蒼士も悪戯したかったわけじゃない。本気で梨香子が欲しかった。
これが決められた予定の無い二人だけの旅行なら心置きなく朝から抱いていた。
でも、梨香子が心待ちにしていた買い付けが待っているのだからとアラームをセットし梨香子が起きるまで飽きることなく寝顔を見ていたのだが…。
目覚めた梨香子のあどけなさに蒼士の心臓はドキリと跳ね、けだるげな視線が絡んだ瞬間体が燃えた。梨香子の甘い吐息に理性のタガが外れてしまった。
それと誤算だったのは男と違って女性は朝の支度に時間がかかることを失念していたこと。
30分もあればいいだろうとアラームをセットしたが梨香子に遅すぎる!と怒られてしまった。
つんつんする梨香子の後を親鳥を追うヒヨコのようについて行く蒼士は滑稽だろうが人目を気にしてる場合じゃない。
機嫌を直してもらわないとせっかくの旅行が台無しになってしまう。
何も無く帰国したらトミちゃんにどやされるのは間違いないだろう。
何もトミちゃんの為にしていることではないんだが…、二人を心配してくれてるのはわかっているからと思い浮かべたトミちゃんの顔を無理やり消した。