大人の女に手を出さないで下さい
「あの」
せっかく和やかな雰囲気になりつつあった空気が蒼士の一言で切り裂いた。
「今から別行動したいんですが」
「え?この後もみんなで観光しましょうって約束したのに?」
「そっそうですよ!みんなで行くはずだったじゃないですか!」
目を丸くする夫人。黙ってた橋本緒方も声を上げる。
実際は蒼士の通訳が無いと楽しめない!と焦る二人。
イケメンで通訳出来る蒼士を伴っての観光を密かに楽しみにしていた。
婚約者がいたって構わない。
幸い梨香子は何も言ってこないから大いに楽しませてもらおうと考えていた。
「いい。行きたまえ」
そこに割って入ったのはずっと寡黙だったご主人。初めて言葉を交わした気がする
「すいません、じゃあここで」
「あっ!蒼士くん?」
深田が頷くやいなや蒼士は梨香子の手を引いてさっさと行ってしまった。
「あっ!ちょ…」
「いいじゃないか、行かせてやれ」
止めに入ろうとした夫人達を止めた深田が首を横に振る。
「え?あなたなんで?せっかくみんなで楽しく観光したかったのに」
「男心がわかってないな。無粋なことはするな」
「え?なんのこと?」
一連の出来事を見ていない夫人にはなんのことやらさっぱりわからない。
置いてかれた緒方と橋本は悔しそうに去っていった二人の後ろ姿を見ていた。
せっかく和やかな雰囲気になりつつあった空気が蒼士の一言で切り裂いた。
「今から別行動したいんですが」
「え?この後もみんなで観光しましょうって約束したのに?」
「そっそうですよ!みんなで行くはずだったじゃないですか!」
目を丸くする夫人。黙ってた橋本緒方も声を上げる。
実際は蒼士の通訳が無いと楽しめない!と焦る二人。
イケメンで通訳出来る蒼士を伴っての観光を密かに楽しみにしていた。
婚約者がいたって構わない。
幸い梨香子は何も言ってこないから大いに楽しませてもらおうと考えていた。
「いい。行きたまえ」
そこに割って入ったのはずっと寡黙だったご主人。初めて言葉を交わした気がする
「すいません、じゃあここで」
「あっ!蒼士くん?」
深田が頷くやいなや蒼士は梨香子の手を引いてさっさと行ってしまった。
「あっ!ちょ…」
「いいじゃないか、行かせてやれ」
止めに入ろうとした夫人達を止めた深田が首を横に振る。
「え?あなたなんで?せっかくみんなで楽しく観光したかったのに」
「男心がわかってないな。無粋なことはするな」
「え?なんのこと?」
一連の出来事を見ていない夫人にはなんのことやらさっぱりわからない。
置いてかれた緒方と橋本は悔しそうに去っていった二人の後ろ姿を見ていた。