大人の女に手を出さないで下さい
「おっそーい!いつ来るか冷や冷やしたよ!」
「悪い悪い、蒼士がぐずぐずしてたものでギリギリになってしまったな」
「ええ?」
英梨紗と敏明は示し合わせたようにそういうと驚き足を止めた蒼士の背中を押し、扉の前に立った。蒼士は二人の顔を見て困惑気味。
「いったいどういうこと?なんで英梨紗ちゃんもいるの?」
英梨紗はピンクベージュの柔らかそうなシフォンワンピースを着て髪には生花で出来たコサージュが付いていてとても可愛らしかった。
英梨紗も結婚式に呼ばれているらしいが、結婚するのは梨香子と共通の知人なのだろうかと蒼士は頭を捻る。
「英梨紗ちゃんがいると言うことは梨香子さんもいるんだよね?」
「ママは先に中に入ってるよ。蒼士くん、もう英梨紗って呼び捨てでいいよって言ってるじゃない」
「ああ、そうだね。ついくせで…」
英梨紗には親子になるんだから呼び捨てでいいよと言われている。
でも何だか照れくさくてついちゃん付けで呼んでしまっていた。
「もう、早く慣れてよね。家族になるんだから、おとーさん」
そう言って、英梨紗は後ろ手に隠していた小さな花束を蒼士の胸ポケットに差し込んだ。
蒼士が驚いている間に英梨紗はもう一つの小さめの花束を敏明の胸ポケットにも差し込み一歩下がって笑顔を見せた。
「二人とも、良く似合ってるよ。これからよろしくね、おとーさん、おじーちゃん」
「え…?」
「じゃ、あたし先に入ってるから!」
笑顔で翻し英梨紗は扉の中へと入って行った。
「悪い悪い、蒼士がぐずぐずしてたものでギリギリになってしまったな」
「ええ?」
英梨紗と敏明は示し合わせたようにそういうと驚き足を止めた蒼士の背中を押し、扉の前に立った。蒼士は二人の顔を見て困惑気味。
「いったいどういうこと?なんで英梨紗ちゃんもいるの?」
英梨紗はピンクベージュの柔らかそうなシフォンワンピースを着て髪には生花で出来たコサージュが付いていてとても可愛らしかった。
英梨紗も結婚式に呼ばれているらしいが、結婚するのは梨香子と共通の知人なのだろうかと蒼士は頭を捻る。
「英梨紗ちゃんがいると言うことは梨香子さんもいるんだよね?」
「ママは先に中に入ってるよ。蒼士くん、もう英梨紗って呼び捨てでいいよって言ってるじゃない」
「ああ、そうだね。ついくせで…」
英梨紗には親子になるんだから呼び捨てでいいよと言われている。
でも何だか照れくさくてついちゃん付けで呼んでしまっていた。
「もう、早く慣れてよね。家族になるんだから、おとーさん」
そう言って、英梨紗は後ろ手に隠していた小さな花束を蒼士の胸ポケットに差し込んだ。
蒼士が驚いている間に英梨紗はもう一つの小さめの花束を敏明の胸ポケットにも差し込み一歩下がって笑顔を見せた。
「二人とも、良く似合ってるよ。これからよろしくね、おとーさん、おじーちゃん」
「え…?」
「じゃ、あたし先に入ってるから!」
笑顔で翻し英梨紗は扉の中へと入って行った。