大人の女に手を出さないで下さい
エレベーターで21階に上がりフロアに入ると正面にあるカウンターから立ち上がった受付嬢が会釈をする。
「おかえりなさいませ、副社長」
「ああ」
軽く返事をし英梨紗を伴い歩く蒼士は凛としていて、英梨紗はかっこいいなと思ってしまう。
蒼士を見てポッと頬を赤らめていた受付嬢は蒼士の隣に女子学生がいることに少し驚いてる様子だった。
すれ違う社員も誰?と二度見するほど驚いている。
それに気づいた英梨紗は肩を竦めて蒼士を見上げた。
「あたし、やっぱり場違いじゃない?」
「ん?そんなことないよ」
蒼士が英梨紗に微笑みかけると、それが見たことも無い優しい表情で受付嬢はさらに驚いていた。
・・・・・
「さあどうぞ、ここが副社長室だよ」
「はあ~生きた心地がしなかった」
「ええ?」
折角だからと、蒼士に営業部や広報部を案内されてから副社長室に来た英梨紗は大きなため息を着いて近くにあったソファーの背もたれに手を着いた。
行くとこ行くとこ皆英梨紗を見て驚きひそひそと話をしていた。
特に女性にじろじろ見られて肩身の狭い思いの英梨紗は蒼士の陰に隠れるように様子を窺う。
あの子は副社長とどういう関係?とどう見ても嫉妬の念が込められている。
営業部では若い社員が蒼士に果敢に話しかけていた。
「副社長、お疲れ様です。そちらのお嬢さんは?」
「ああ、…知り合いのお嬢さん、と今は言っておこうか。外で会ったから折角だから見学して行ってもらおうと思ってね」
含みを持たせた言い方にその社員は興味をそそられたようだけど蒼士はそれ以上は何も言わずさらりとかわした。
蒼士に促されてその場を去ると何あれどういうこと?とがやがや騒ぎ立てていた。
蒼士は副社長であるだけじゃなく見目麗しい男性である。
社内のそれも女性に人気があるのは当然で、その蒼士が仕事中には見せない優しげな表情で女子高生を連れて歩いてるものだから驚くのも無理はない。
女子高生相手にまさか恋人?とは、さすがに思わないだろうが何の関係があるのか興味津々だろう。
「おかえりなさいませ、副社長」
「ああ」
軽く返事をし英梨紗を伴い歩く蒼士は凛としていて、英梨紗はかっこいいなと思ってしまう。
蒼士を見てポッと頬を赤らめていた受付嬢は蒼士の隣に女子学生がいることに少し驚いてる様子だった。
すれ違う社員も誰?と二度見するほど驚いている。
それに気づいた英梨紗は肩を竦めて蒼士を見上げた。
「あたし、やっぱり場違いじゃない?」
「ん?そんなことないよ」
蒼士が英梨紗に微笑みかけると、それが見たことも無い優しい表情で受付嬢はさらに驚いていた。
・・・・・
「さあどうぞ、ここが副社長室だよ」
「はあ~生きた心地がしなかった」
「ええ?」
折角だからと、蒼士に営業部や広報部を案内されてから副社長室に来た英梨紗は大きなため息を着いて近くにあったソファーの背もたれに手を着いた。
行くとこ行くとこ皆英梨紗を見て驚きひそひそと話をしていた。
特に女性にじろじろ見られて肩身の狭い思いの英梨紗は蒼士の陰に隠れるように様子を窺う。
あの子は副社長とどういう関係?とどう見ても嫉妬の念が込められている。
営業部では若い社員が蒼士に果敢に話しかけていた。
「副社長、お疲れ様です。そちらのお嬢さんは?」
「ああ、…知り合いのお嬢さん、と今は言っておこうか。外で会ったから折角だから見学して行ってもらおうと思ってね」
含みを持たせた言い方にその社員は興味をそそられたようだけど蒼士はそれ以上は何も言わずさらりとかわした。
蒼士に促されてその場を去ると何あれどういうこと?とがやがや騒ぎ立てていた。
蒼士は副社長であるだけじゃなく見目麗しい男性である。
社内のそれも女性に人気があるのは当然で、その蒼士が仕事中には見せない優しげな表情で女子高生を連れて歩いてるものだから驚くのも無理はない。
女子高生相手にまさか恋人?とは、さすがに思わないだろうが何の関係があるのか興味津々だろう。