大人の女に手を出さないで下さい
「ありがとうございます。重い思いして持ってきたかいがあります」
「倉元さんの持ってきてくれるものはどれも素敵で選べないもの。お客さまも喜んでくれてるから良かったわ」
「嬉しいですね」
朗らかに笑い合いそろそろ次の予定があるのでと挨拶した帰り際、ああそうだと元倉は梨香子の表情を窺った。
「今日はこちらで泊りなんですよ。よかったら夜食事しませんか?」
「え?」
「ほら、アンティーク談義は尽きませんし肝心の我社の新商品の説明しそびれまして。土地勘も無くて食事するところはわからないのですがたまにはお付き合いいただければと」
平身低頭で窺ってくる元倉に梨香子はクスリと笑って承諾した。
「ええ、いいですよ。美味しいところご紹介します」
「ああよかった!では後程!」
待ち合わせを確認して元倉は嬉しそうに去っていった。
出入り口までお見送りした梨香子が店に戻るとハルちゃんが心配そうな顔で梨香子を見つめる。
「どうしたの?ハルちゃん」
「店長、いいんですか?男性と食事なんて…」
「元倉さんは取引相手だしいつもいい物紹介してくれるから食事くらいお付き合いしないとね。これもお仕事よ」
「でも、三雲副社長という人が有りながら他の男性となんて…」
「ええ?あ~、別に蒼士くんとは付き合ってるわけじゃないし、仕事のお付き合いとかはしょうがないでしょ?ハルちゃんが心配することじゃないわよ」
何を心配してるのか分かって梨香子は苦笑いで歯切れ悪く説明する。
「倉元さんの持ってきてくれるものはどれも素敵で選べないもの。お客さまも喜んでくれてるから良かったわ」
「嬉しいですね」
朗らかに笑い合いそろそろ次の予定があるのでと挨拶した帰り際、ああそうだと元倉は梨香子の表情を窺った。
「今日はこちらで泊りなんですよ。よかったら夜食事しませんか?」
「え?」
「ほら、アンティーク談義は尽きませんし肝心の我社の新商品の説明しそびれまして。土地勘も無くて食事するところはわからないのですがたまにはお付き合いいただければと」
平身低頭で窺ってくる元倉に梨香子はクスリと笑って承諾した。
「ええ、いいですよ。美味しいところご紹介します」
「ああよかった!では後程!」
待ち合わせを確認して元倉は嬉しそうに去っていった。
出入り口までお見送りした梨香子が店に戻るとハルちゃんが心配そうな顔で梨香子を見つめる。
「どうしたの?ハルちゃん」
「店長、いいんですか?男性と食事なんて…」
「元倉さんは取引相手だしいつもいい物紹介してくれるから食事くらいお付き合いしないとね。これもお仕事よ」
「でも、三雲副社長という人が有りながら他の男性となんて…」
「ええ?あ~、別に蒼士くんとは付き合ってるわけじゃないし、仕事のお付き合いとかはしょうがないでしょ?ハルちゃんが心配することじゃないわよ」
何を心配してるのか分かって梨香子は苦笑いで歯切れ悪く説明する。