オタクですけど、何か?~友情編~



ギリリッと拳を握り、振り上げる。

「昇ォオオオ龍ゥウウウウ拳ンンンン!!」

「「「……っひでぶ!!」」」

暴力は嫌いだったけど、日頃の鬱憤と何も考えずに糞みたいな行為を取った三人に対して、5年掛けて漸くマスターした某格闘ゲームの「昇龍拳」をかましてやった。
※因みに男子なら誰もが憧れる「波動拳」や「かめはめ波」、「瞬間移動」はまだ修行中らしいです。


「人間のクズ共め」

「「「ーーーーーーっ!」」」


余程ダメージを受けたのかお三方は誰一人として立ち上がらない。

その隙に男子生徒へお金を返し、この場から逃げる様に促した。

自分も図書室へ向かうべく廊下に置いていたカバンを持ち上げ、お三方を見下ろす。


「一つだけ言わせて下さい。」


何も返答無しだけど、言葉を続けた。


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