オタクですけど、何か?~友情編~
ちょっと待ってプレイバックですよマジで。
チューリップの仲間入りとか此方から願い下げっすわ。
「いえ、間に合ってます。というか早く離れて下さいこの刺激臭共が…」
「えーーーーーーーっ!!いやいやいやいや、間に合ってる!?全然間に合ってなくなくなーーい?!友達一人もいないよね!!」
「っていうか、刺激臭って何!?」
白髪Aと黄髪Aが若手芸人並なツッコミをいちいち入れてくる事に苛立ちを覚える。
今日は大事な用事があるから図書室へ回ったら急ぎ足で帰宅する予定だった。
それなのにこんな想定外の出来事に出くわすとは……
ガッテム!!ですよ冗談抜きで。
ああ、もう本当に早くお家に帰りたい。
お家に帰って朱美にただいまの挨拶をして昨日購入したアニメの初回限定盤のDVDを堪能したい。
その為に今日も一日大人しく空気と同化する事に務めたというのに……
このトリプルAのチューリップ達に巻き込まれたせいで……
ああ、イライラしてきた……
温厚の代名詞とも言える僕の苛立ちのボルテージがどんどん上がっていく。