オタクですけど、何か?~友情編~
「オイ、萌木」
「ナンデスカ」
※余りにもイライラし過ぎてカタコトになってしまった様です。
「男の友情ってのはな、拳を交えたらもう芽生えてるもんなんだ。知らなかったか?」
「んなもん……
ナンノ法則デスカーーーーーッッ!!?」
「「「あべしっっ!!!」」」
彼等のリーダーである赤髪Aの訳わかんない一言によって怒りのボルテージがMAXを超えてしまい、気が付けば刺激臭共に竜巻旋風脚を喰らわせていた。
床に乱れ散った彼等に目もくれず、本の返却を済ませる為に図書館へと足を急がせる。
友情?仲間?
んなもん糞食らえです。
そもそも、友達だとかそういうモノに必要性を感じた事がないのでマジで放っておいて下さいよ。
ぶっちゃけ、群れるのは好きじゃない。
友達と帰宅している生徒達の間を潜り抜けて、僕は一目散に自宅を目指した。
これからトリプルAになつかれる事になってしまうという現実から逃げる様に――――。