若奥さまと、秘密のダーリン +ep2(7/26)
コンコンとドアをノックする音がした。

「はーい」と返事をして急いで扉に向かう。

「奥さま、三十分後にお食事になりますが、いかがですか?」
奥さまと言われて、つい照れる。

「は、はい。わかりました」

着替えなければいけない。
髪を濡らさないように気をつけながら、急いでシャワーを浴びた。

バスルームの中で、鏡の中の自分をジッと見つめる。

『なんでもいい、君がほしい物を考えておいてね。僕と結婚をしてくれたお礼にプレゼントをしたいから』
彼はそう言った。

――物なんていらない。私の望みはひとつだけ。

その夢を、あなたは叶えてくれますか?
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