若奥さまと、秘密のダーリン +ep2(7/26)
つい最近まで、佳織と矢神とはあくまでビジネスライクな関係だった。

顧問弁護士とはいえ、どちらかといえば二番手三番手の控え選手のような立場にいたこともあり接点はそれほどなかった。

でも今は違う。
ブルゴーニュのシャトーで、酔って散々絡んだ相手だ。今更気取っても仕方がない。

コーヒーを半分ほど飲んだところで、小さく息を吐いた佳織は正直に答えた。

「気に入らないことなんて、あるわけないじゃありませんか。今の彼女はとても幸せですし、なによりだと私も思っています」
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