若奥さまと、秘密のダーリン +ep2(7/26)
***
「あーぁ、雨だ」
昼間はずっと晴れていたのに、あいにく着替えようと思ったところで結構な雨が降りはじめた。
向葵は残念そうに外を見る。
着ていく服はもう決めていた。形は可愛らしいがディナーらしく落ち着いた黒のワンピースだ。
合わせる靴はヌーディなシルバーのサンダル。素敵なワンピースも濡らしたくはないがこのサンダルで雨の中歩きたくはない。
かと言っていまさら他のコーディネートに変える気持ちの余裕はない。
仕方がないので思い切ってタクシーで向かうことにした。
夕翔は前回同様、ロビーのソファーに座って新聞を読んでいた。
長い足を組んで新聞を広げているだけなのに、なんだかとても様になる。彼はスマートホンで読むよりも紙で読むほうが好きらしい。そんなところもなんとなく彼らしくて、向葵は好きだった。
まだ十メートルほどあるのに彼は向葵に気づいたようだ。
「あーぁ、雨だ」
昼間はずっと晴れていたのに、あいにく着替えようと思ったところで結構な雨が降りはじめた。
向葵は残念そうに外を見る。
着ていく服はもう決めていた。形は可愛らしいがディナーらしく落ち着いた黒のワンピースだ。
合わせる靴はヌーディなシルバーのサンダル。素敵なワンピースも濡らしたくはないがこのサンダルで雨の中歩きたくはない。
かと言っていまさら他のコーディネートに変える気持ちの余裕はない。
仕方がないので思い切ってタクシーで向かうことにした。
夕翔は前回同様、ロビーのソファーに座って新聞を読んでいた。
長い足を組んで新聞を広げているだけなのに、なんだかとても様になる。彼はスマートホンで読むよりも紙で読むほうが好きらしい。そんなところもなんとなく彼らしくて、向葵は好きだった。
まだ十メートルほどあるのに彼は向葵に気づいたようだ。